【生産終了】HONDA CB400SF,SBを解説、乗った感想
一発目のブログネタはバイク。
最初に注意しておくけど、俺はバイクに乗ってただけでバイクの知識に関してはド素人。あくまでも参考程度に見てほしい。
ということで今日は、俺が乗っていたバイク、HONDA CB400SF,SB HYPER Vtec Revoの簡単解説と実際に乗った感想をまとめてみた。
- HONDA CB400SF,SBというバイク
- 特長がないのが特徴
- 初心者でも扱いやすいサイズとパワー
- 中型とは思えない走行性能
- HONDAお得意のVTEC搭載
- 高速道路でも抜群の安定感
- インジェクションによるドンツキがある
- 高速道路走行時のVTECが微妙にうざい
- ウィンカーとホーンのボダンが逆
- 完成度が高すぎるが故に面白くない
- 価格が高すぎる
- まとめ
HONDA CB400SF,SBというバイク
早速本題。この、HONDA CB400SF,SBは本田技研工業が開発した、排気量400ccのネイキッドスタイルのバイクで、初登場の1992年の4月から2022年10月までずっと売れ続けてきたロングセラーバイクだ。
その中でも、今回紹介するのは、俺が乗っていた、HONDA CB400SF,SB HYPER VTEC Revoというモデル。
このCB400には、SF(スーパーフォア)と、SB(スーパーボルドール)の2種類が存在。違うのは見た目だけで、ヘッドライトを覆うカウルの有無。


俺が選んだのは、カウルのないスーパーフォア。
理由は一つだけ。ない方がかっこいいからだ。
次にこのバイクのスペックを簡単に紹介。
- 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒
- 総排気量399cc
- 最高出力41kw[56馬力]/11,000rpm
- 最大トルク39N・m[4.0kgf・m]/9,500rpm
- 全長2,080mm 全幅745mm, 全高1,080mm(SF)1,160mm(SB)
- シート高755mm
- 車両重量201kg(SF)206kg(SB)
- 平均燃費21.2km/L
- 乗車定員2人
- 新車価格884,00円~(SF)928,400円~(SB)
ここで気になるのは車両重量。というのも、最近のバイクは軽すぎ。大型バイクでさえ200kgを切る時代。スポーツタイプのバイクならもっと軽い。
特長がないのが特徴
乗る人間の技量に左右されない安定感があって、俺みたいな下手クソでもちゃんと走れてるように見えるし、もちろん上手い人が乗れば速く走ることだってできる。
乗り心地に関しては普通の400cc、4発のネイキッドって感じ。
燃費は凄く良い。俺がこのCB400に乗る前は、ヤマハのR1-Zっていう2ストロークのバイクに乗っていたんだけど、平均燃費が17.0km/L、良くて18.0km/Lくらい。雲泥の差。
そしてありがたいことに、燃料はレギュラーガソリンで経済的。ちなみに大型の1300SF,SBもレギュラー。
総合的に高水準でバランスの良い仕上がりになっていて、バイクとしての完成度と汎用性が高い。
現在の自動車教習所で普通自動二輪車の教習車として採用されている理由もその一つだ。
初心者でも扱いやすいサイズとパワー
CB400の強みは、排気量400ccという日本の交通事情にマッチしたサイズ感と、直列4気筒の癖のない扱いやすさ。
それに加えて、トルクがモリモリで、低速時でも安定した力強さがあって初心者の人でもエンストしにくい。
しかも、馬力は56psもあって、現行の中型バイクの中ではトップクラスのパワー。普通に速い。
というか、日本の狭い道路でこれ以上のバイクに乗ってもパワーを持て余すだけ。オーバースペック。
足つきに関しては、シート高が755mmなので、日本人の平均身長くらいあれば全然余裕。
日本国内向けなので、当然日本人の体格に合った設計になっている。短足にはありがたい。
中型とは思えない走行性能
CB400が優れている理由一つとして、走行性能の高さだ。
バイク全体の重心が、自分が跨っているお尻の下にあるような感じがあって、ドッシリと安定感がある。
そのため、カーブを曲がるときや交差点の右左折、進路変更など、あらゆる場面で怖さがない。
バイクを傾けても、バイク自身が起き上がろうと反発してくる感覚があるから、多少無理に攻めたとしても恐怖心がないし、楽しい。
例えるなら、倒しても倒しても起き上がってくるダルマさんみたいな感じ。
HONDAお得意のVTEC搭載
VTECって何。って人向けに解説すると、燃費を良くするために、低速時と高速時にバルブを自動的に切り替えますよって機能。
このCB400には4つのバルブがあるんだけど、低い回転数で走ってるときは、4つのうち2つだけを稼働させてバイクのパワーを抑えるとともに、稼働するバルブの数が1/2になるから、燃費も良くさせることができるんだ。
逆に、高い回転数で走るときは、よりバイクに推進力を与えてパワーを出さないといけないから、バルブの数を2つから4つに増やして稼働させるってこと。
バルブが2つから4つ、4つから2つにバルブが切り替わるときの回転数は6,500回転くらい。
この、バルブが2つから4つに切り替わったときの音が凄まじく良い音で病みつきになる。VTECの音~ってやつ。
もともと、車のエンジンに搭載されていたVTECだが、バイクにも搭載させたホンダは凄い。
高速道路でも抜群の安定感
さっきも言ったけど、このバイクは車体全体の重量バランスが良くて、重心が下にあるため高速走行でもめっちゃ安定する。
そして、合流や追い越しなどの加速が必要な場面でも、期待通りのパワー感を感じさせてくれる。
風の強い日に250ccのバイクに乗ると、横風に流されそうになるけど、CB400ならその心配はいらない。このバイクで風に流されそうになる日はバイクに乗らず車に乗れ。
っと、これだけ聞けば最高のバイクだが、ここからは、実際に俺が乗って感じだ不満な点を解説。
インジェクションによるドンツキがある
ギア2速で交差点の右左折をしてるときに、ウィンッ、ウィンッ、みたいな挙動がギクシャクすることがあってマジでうざい。
インジェクションの性なのか、アクセルのレスポンスが良すぎて、雑にアクセル操作を行うと急発進、急エンブレ、急発進、エンブレ、みたいになる。
解決策として、早めにギアを3速に入れてることをおすすめする。
高速道路走行時のVTECが微妙にうざい
というのも、このバイクは回転数が6,500回転で2つのバルブから4つのバルブに切り替わるVTECがあるわけだが、その切り替わるときの速度が100km/h。
何が言いたいかって言うと、100km/hで高速道路を走行しているときに、VTECに切り替わったり、戻ったり、切り替わったり、戻ったりを永遠に繰り返している。
VTECに切り替わると排気音も変化するので、ブー、ンバァー!、ブー、ンバァー!みたいな感じで聴覚的にも鬱陶しい。
ウィンカーとホーンのボダンが逆
なんで逆にしたのか謎すぎる。
交差点で右左折するときに、何回クラクションを鳴らすねんってくらい間違えるし、CB400に慣れてしまうと、違うバイクに乗ったときにまた間違える。
CB乗りはCBに乗り続けるのは、もしかしたらこれが理由なのかもしれない。
完成度が高すぎるが故に面白くない
何でも出来てしまうからこそ、個性にかける。人によってはそう思うかもしれない。
癖のあるバイクに乗りたい人はあまりおすすめは出来ない。
価格が高すぎる
普通に高い。400ccで100万はやばい。大型買える。
もはや、CB400は準大型と言ってしまって良いくらいの高級バイク。
まとめ
- CB400SF,SBは総合的に高水準でバランスの取れた汎用性の高いバイク。
- 初心者でも扱いやすいサイズ感とパワー。
- 現行の中型バイクの中では最高峰の走行性能。
- 高速道路でも抜群の安定感。
- インジェクションによるドンツキがうざい。
- 高速道路を走行しているときのVTECの切り替わりがうざい。
- ウィンカーとホーンのボタンが逆で鬱陶しい。
- 人によってはおもしろくないバイク。
- 価格が高すぎる。
以上となります。
今回は一発目の投稿ということで、まだまだブログとしてのクオリティは低いけど、これから徐々にレベルアップさせていきたい所存。